ポケモンGOは配信初日からスマートフォン向けゲームの中でもっとも人気のある作品のひとつであり、多くのポケモンファンがコミュニティの発展や快適なゲームプレイの実現のために、便利なアプリを開発するなど様々な形で尽力してきました。そこで今回は、ポケモンGOをもっと楽しむためのおすすめコンパニオンアプリ7選を紹介します。あなたのプレイを存分にサポートしてくれることを願っています!
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『Pokémon HOME(ポケモンホーム)』は、任天堂が提供する公式アプリで、さまざまなポケモンシリーズのゲームソフトやデバイス間でポケモンを転送するためのサービスです。ポケモンGOのアカウントとPokémon HOMEアカウント(実質的にはニンテンドーアカウント)を連携することで、手持ち数の上限に達したときに、捕まえたポケモンをPokémon HOMEに転送して保管できます。さらに、ポケモンGOからPokémon HOMEへ初めてポケモンを送ると、ポケモンGO内で「メルタン」を引き寄せることができる不思議なアイテムがもらえます。メルタンは通常のプレイでは入手しにくいポケモンなので、見逃せない特典です。
ポケモンゲームの中核的な要素のひとつが「バトル」です。ゲーム内で最強クラスのポケモンを捕まえ育成することは、チームの戦闘力を高める最短ルートと言えるでしょう。その際に重要になるのが個体値などのパラメータですが、ゲーム内では明示されていません。どのポケモンを育てればいいのか分からず悩んだことがあるなら、「Poke Genie(ポケジーニー)」はまさにうってつけのアプリです。このアプリはポケモンのデータを多角的に解析し、強化・進化をシミュレートしてくれます。その結果から、実際に育てた場合の最終的な強さを事前に把握できるため、貴重なアメやほしのすな、時間を無駄にせずに済みます。
収集要素も、ライト層からヘビー層まで楽しめるポケモンゲームのもうひとつの柱です。漫画やアニメで好きになったポケモンを、ゲーム内で初めて捕まえた瞬間の高揚感は格別ですし、ポケモン図鑑がひとつずつ埋まっていく達成感も大きな魅力です。しかし、ポケモンごとに好む環境や生息地は異なり、やみくもに歩いているだけではなかなか出会えないポケモンもいます。そこで役に立つのが「Go Field Guide」です。Go Field Guideには、ゲーム内タスクの攻略に役立つ情報やヒント、イベント会場、レイドの開催期限、タマゴのふ化距離、リージョン限定ポケモンに関する情報などが集約されています。正確な出現座標を直接教えてくれるわけではありませんが、少なくとも「カナダにいてもバリヤードには出会えない」といった基本的なことは把握できるようになります。
この2つはセットで使うことを前提にしたもので、厳密にはポケモンGO本体の「コンパニオンアプリ」というより、そのプレイヤー向けのツールと言えるかもしれません。前述のとおり、ポケモンはときに非常に入手困難です。お気に入りのポケモンが大陸の反対側、あるいは別の大陸にしか出現しないとなれば、その入手コストは非常に高くなりますし、悪天候による警報や長距離の移動負担も無視できません。そんな中、自宅でポケモンGOを楽しみたい人には、オリジナルアプリの代替として「PoKo+Anycoordコンボ」が推奨されます。過去のポケモンの海賊版のように、ネット接続を切らないと遊べなかったり、公式側に実績を認めてもらえなかったりするものとは異なり、PoKoでの進行状況はポケモンGOのアカウントと紐づいており、公式アプリに戻してもデータが消えることはありません。
ただし、PoKo内でアバターを動かすには、Anycoordが欠かせません。PoKoは公式アプリの位置情報検出機能を遮断しているため、現実世界であなたが動いても、アバターはそれを認識できません。その不足を補うのが位置情報を偽装できるAnycoordです。PC上でクリックするだけで、ゲーム内のアバターの移動を自由に操作でき、大陸を一瞬で飛び越えたり、指定した地点の周囲をゆっくり徘徊させてレアポケモンとの遭遇を待ったりできます。徒歩要らずのポケモンGOを楽しみたいなら、このPoKo+Anycoordコンボを試してみる価値があります。
こちらがPokoのダウンロード入口です:ゲーム内で位置を変えたいときは、Anycoordのマップ上で行きたいポイントをクリックします。

その後、スマホのゲーム画面でリフォーカスボタンを押すと、自分の位置が先ほど選んだポイントへと移動しているのが分かります。
「POGO Wizard+iAnygo」はTenorshare社が提供するコンボで、基本的な仕組みはPoKo+Anycoordとほぼ同じです。つまり、改変版ポケモンGOと位置情報変更ツールのセットです。両者の違いは、POGO WizardとiAnygoは同一企業による製品であるのに対し、PoKoとAnycoordはそうではないという点で、これが利点でもあり欠点でもあります。同じ会社が開発しているため、「iAnygoを購入するとPOGO Wizardが無料で付いてくる」といった連動プロモーションが行われやすい反面、どちらか一方が法的問題に巻き込まれた場合、もう一方も巻き添えを食う可能性が高くなります。とはいえ、選択肢は多いに越したことはありません。
名前の通り、「Poke Raid(ポケレイド)」はポケモンGOのレイドバトルを快適に楽しむためのアプリです。初心者のために説明すると、レイドとは、ボスポケモンがジムを襲撃したときに発生するバトルイベントで、レイドパスを持つトレーナーたちが協力してボスを倒し、特別なアイテムやそのポケモンを捕まえるチャンスを獲得する仕組みです。Poke Raidでは、最近のレイド情報を確認したり、レイドルームへ手軽に参加・作成したり、レイドメンバーを集めたりすることができます。また、ポケモンGO内のショップで購入できる「ワールドリモートレイドパス」を持っていれば、世界中のリモートレイドにも参加可能です。
誰だって、手元にポケモン図鑑を置いておきたいものです。たしかに前述のアプリの中にも図鑑機能を備えたものがありますが、数値情報が中心だったり、多機能ゆえに図鑑を探すのに手間取ったりして、「ポケモン図鑑らしさ」に欠けるものも少なくありません。そんな中、シンプルで温かみのある図鑑アプリとしておすすめなのが「Prodex」です。UIはすっきりとしていてゲームの世界観にもよくなじみます。ポケモンGOに登場するポケモンだけでなく、過去世代のポケモンも網羅しており、美しいイラスト、原作ゲームやアニメの図鑑説明、シリーズ全体にわたるバトル・育成関連データなども収録されています。
結論
本記事では、ポケモンGOをより楽しむためのコンパニオンアプリ7選を紹介しました。位置偽装系の2つを除けば、ここで挙げたアプリは基本的な機能を無料で利用できます。これらのアプリやソフトと一緒に、ポケモンGOの世界を今まで以上に満喫してみてください。
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